宗教者向けのzoomを使った法事の方法【お経テキスト有り】

宗教儀礼をどのようにweb法事で行うのか。

事前に準備するもの

自分のパソコンにカメラとマイクがあるかを確認します。
最近のノートパソコンであれば問題ありませんが、昔のノートパソコンやデスクトップPCでは標準では付いていないため、「USBマイク」や「webカメラ」を別途購入する必要があります。

自分のパソコンのUSB端子につけて使用します。

カメラ・マイクが準備されたら、あとはインターネットが接続できる環境であれば、いつでもweb法事をすることができます。

携帯電話でweb法事に参加する方法はこちらをご覧ください

zoomをダウンロードする

zoom公式サイトよりダウンロードします。
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

自分のメールアドレスを入力し、オレンジ色の「サインアップは無料です」をクリックします。
以下は説明に従って登録を進めてください。

無事に登録が完了したら、次にweb法事をする上で参加者に少し設定してもらいまs。

zoomの使い方


zoomに接続したら、まず最初にマイク・スピーカー・ビデオの設定を行います。
こちらがサインインした時のzoomの画面になります。下の方にミュート・ビデオの停止などボタンがあります。

スピーカー・ビデオの確認


左下が、このような表示になっていることを確認します。


もし赤い斜線が入っていると、相手に音声が届かなかったり、ビデオ通話にならない恐れがあります。

ミュートと書かれた右側の矢印「へ」をクリックします。「スピーカー&マイクをテストする」という項目を選びます。


すると、音楽が流れるので聞こえたら「はい」をクリックします。もし聞こえない場合には、


赤マルの部分を選択し、複数ある項目の中から色々と選んでみます。一番聞き取りやすいものを選ぶと良いでしょう。もし聞こえない場合には、
①パソコンにスピーカーが付いていない
②スピーカーの電源が入っていない

ことが考えられます。①のパソコンにスピーカーが付いているかどうか、別のソフトで音楽や動画が視聴できるか確認してみてください。

②のスピーカーの電源が入っていない場合、スピーカーのコンセントは電源につながっているか、スピーカー本体の電源は入っているか確認してください。他の音楽など聞こえる状態なのに、zoomでは音が聞こえない場合は、お手数ですが「zoom」の公式サイトでお問い合わせください。

https://zoom.us/jp-jp/contact.html

次にマイクの確認をします。


この画面になったら、試しにパソコンの画面に向かって話しかけてください。
自分の声が遅れて流れたらマイクの動作確認は完了です。

ビデオの設定

パソコンに自分の姿が写っていたら大丈夫です。

自分の姿を相手に映したくない場合は、左下のビデオの停止を選択します。

このように赤い斜線が入っていたら、相手には自分の姿が映されません。

メニューの使い方

メニューには、「参加者」「チャット」「画面を共有」などがあります。まずは「参加者」を押してみましょう。


参加者を押してみましょう。すると


右側に参加者の一覧が表示されます。この度は、「藤本弘信」(ホスト)とオーナー(自分)の2名です。

参加者の点呼を取るときなど、こちらの画面を確認して参加状況を確認します。

「招待」では、zoomの会議に他の人を招待することができます。
「ミュート」では、自分のマイクをオフにできます。
「手を挙げる」では大勢の参加者の時などに発言権を求める時などで使います。

たとえばお経の最中にトラブルなどがあった時などで使えば良いかもしれません。
ホストの場合は、参加者全員をミュートにすることもできます。例えばお経が始まる前に説明をして、儀礼中に静かにしてほしい場合には事前に断りをいれてミュートにするのが良いでしょう。

チャットの使い方

参加者同士でメッセージのやり取りを行うことができます。

このボタンを押すと、メッセージのやり取りを行えます。全員が閲覧できるものと、参加者同士が個別にメーッセージを送ることもできます。ホストは、個別のメッセージを禁止する設定もあるので、不特定多数の人が参加される場合には、禁止しておくほうが良いでしょう。

チャット機能を使って、お経本などPDFやJPEGにしておくと参加者が閲覧できて良いかもしれません。

【重要】web法事で画面の共有

こちらから画面を共有することができます。
こちらが参加者が画面共有された時の最初の画面です。ここではお経をパワーポイントで作成して、参加者が閲覧できるようにしています。

お経本のデータが欲しい方はこちらへ

上に小さく自分とホストの映像が見えます。これでは読経の雰囲気が伝わらないので、ホストの画面を大きくする方法を説明します。


右上に緑色の表示があって、その横に「オプション表示」があるのでクリックします。

その中から左右表示モードを選択すると、上の写真のように「お経」と「相手の映像」が大きく表示されます。

左右表示モードで左右の比率を変更するには


赤線がある所にマウスを持ってきて、クリックボタンを押したまま左右に移動すると画面の比率を変えることが出来ます。


右上の「ギャラリービュー」は、参加者の複数が表示されます。
「スピーカービュー」だと、儀礼中であれば僧侶のみが表示できます。

必要ならばweb法事の参加者には、「左右表示モード」で「スピーカービュー」に設定してもらうと良いでしょう。

最後に

写真を多用して説明をしましたが、実際に使ってみると直感的な操作方法で、機械に不慣れな人でも参加しやすい形となっています。ただしホスト(僧侶)が使い慣れている必要があります。

実際とは違い、ファイルを用意したり、画面を変えるなどホストの側では段取りをしておく必要があります。参加者には見えない部分ですが、そういった所を何度も何度も繰り返し練習すれば、参加者にも法事をインターネット上でやって良かったと思ってもらえるのではないかと思います。

一人で準備してもやはり不備など出てくるので、実際に知り合いなどに参加してもらいデモweb法事をしてから、自分流に形を整えていくことが必要かと思います。

私はまだまだ試行錯誤の最中ですので、もっとより良い方法などがあればご教授いただければと思います。

田舎のお寺でも、今後どんどん情報を発信していって活動を知ってもらいましょう。

利用者さまの声
⚫コロナ渦により、通常の法事が出来ず「WEB法事」を選択しました。「WEB法事」と聞いて正直不安が多少ありましたが、普段の法事と変わらず、その場にいるような感覚になれるような法事でとても感動しました。画像も鮮明で見やすく、故人の名前が印字された紙が立ててあったり、名前をお話の中で呼び掛けてくださることで、使いまわし感がなく、特別な法事に感じました。是非また利用させていただきたいと思います。

⚫初めてのweb法要だったので、どのような感じになるのか不安感がありましたが、体験してみてこれならまた次回もお願いしたいと思いました。母は高齢のため墓苑で通常の1周忌法要を営むことが、本人にとっても家族にとっても負担に感じていました。また本人は新型コロナウイルスに感染すれば死んでしまうと思い込んでいるため、いろんな事にナーバスになっており、暑い中の移動もなく自宅で法要に参加できることは熱中症や他の感染症を避ける上でも、大切なことだと感じました。

⚫とても良いお坊様に巡り会えたという嬉しい気持ちでいっぱいです。 母も極楽で喜んでいると思います。一人きりの寂しい法事になるかと思っていたのですが、藤本ご住職の心のこもった美声のお経とお話に癒され、お蔭様でとても良い時間を過ごさせて頂きました。